船で澎湖に行く方法

船で澎湖に行く方法

澎湖へ行く手段は飛行機か客船のいずれかになります。一番本数が多く時間も早い飛行機がおすすめですが、より経済的で旅情のある船上の旅もいいかもしれません。台湾本島から澎湖本島への客船は嘉義の布袋港高雄の高雄新濱碼頭からの出発になります。

オフシーズン(10月〜3月)は高雄から出発する澎湖輪以外の船は休止となります。船は飛行機に比べて天候不良による運休が多いため、常に最新の情報をチェックしてください。

澎湖旅行のベストシーズン(オンシーズンとオフシーズンについて)

島内での移動手段として自家用車・バイク・自転車を載せる場合、収納できるタイプの自転車は飛行機でも運べますが、バイクや車を台湾本島から運んで乗る場合は高雄からのフェリー(澎湖輪)のみとなります。

※台北・台中その他の港および台湾国外から発着する定期客船はありません。
※路線の変更が頻繁でウェブサイトの情報は最新ではないことが多いため、電話または現場での問い合わせが必要になる場合があります。

台湾本島から澎湖本島(馬公)への船

高雄と嘉義からの船は、馬公港(馬公埠頭)に発着します。

馬公港旅客センターのビルは楕円形の特徴的なフォルムが目印です。写真は15時ごろのものですが、澎湖を出発する船は夕方16時前後に集中しているためこの時間帯のビル周辺は混み合います。

馬公港の旅客サービスセンターの入っているビル

馬公港の旅客サービスセンターの入っているビル

料金および最新の情報は交通部観光局澎湖国家風景区管理処でご確認ください。

高雄港(高雄)⇔ 馬公港(澎湖)

高雄からの船(澎湖輪)は新濱碼頭から発着します。

高雄と澎湖を往復する澎湖輪は澎湖への定期船の中で最も大きく、車両も運べます。所要時間は約4時間です。高雄を朝9時または夜23時台に出発し、澎湖を夕方16時に出発します。

大型船のため、車も載せられます

大型船のため、車も載せられます

定期船の中で唯一オフシーズンも運行しますが、天気状況によっては欠航することもあります。澎湖輪はオンシーズン(4月〜9月)はチケットが売り切れやすく、当日港に行っても買えないことがほとんどなので早めの予約が必要です。なお2021年4月現在、予約方法はチケット売り場または電話のみとなっています。

最新情報
以前の大型客船”臺華輪”は、2023年8月23日に引退しました。2023年9月5日からは、新客船の”澎湖輪”が就航しています。

布袋港(嘉義)⇔ 馬公港(澎湖)

嘉義からの船は布袋港から発着します。高雄からの船に比べるとチケットは入手しやすいです。

滿天星、今一之星、凱旋3號・凱旋6號太吉之星百麗輪(澎湖行きは七美経由便もあり)があります。所要時間は約8〜90分です。基本的に嘉義を午前中に出発し、澎湖を16時台に出発します。便によっては発着が龍門港(湖西)になる場合があり、馬公へはバスでの移動になります。

嘉義行きの船

嘉義行きの船(左奥は臺華輪)

オフシーズン(10月〜3月)は休止します。

KKday|嘉義布袋港ー澎湖馬公港往復フェリーチケット

安平碼頭(台南)⇔ 馬公港(澎湖)

台南の安平から澎湖への直行の船「麗娜輪」が2021年の3月から就航しました。麗娜輪は元々はナッチャンRERAという日本の船で、車両を載せることができます。

2024年3月現在、麗娜輪はギリシャへ売却されるというニュースが出ており、この路線の再開のめどは立っていません。


桃園空港から嘉義・台南・高雄へ新幹線で移動して、その後に船で移動する場合、KKdayでまとめて手配するとお得になる場合があります。

台湾新幹線ダイナミックパッケージ

台湾本島から澎湖離島(望安・七美・東吉島)への船

料金および最新の情報は交通部観光局澎湖国家風景区管理処でご確認ください。

將軍港(台南)⇔ 東吉島(南方四島)

東吉福氣輪は週3日(うち2日は片道)の運行で、所要時間は約120分です。午前中に將軍港を出発し、午後に澎湖を出発します。運行スケジュールと料金はウェブサイトで確認できます。

布袋港(嘉義)⇒ 七美(澎湖)

百麗輪の七美経由便は所要時間は約100分で布袋から七美に到着し、その後約60分で馬公に到着します。

高雄-七美-望安-馬公

澎湖県政府の馬公-望安-七美を結ぶ交通船南海之星が、日によっては七美から高雄まで延長することがあります。


澎湖本島から各離島への移動はこちらの記事をご覧ください。

澎湖のさらに離島(望安・七美・吉貝・南方四島・その他)に行く方法澎湖のさらに離島(望安・七美・吉貝・南方四島・その他)に行く方法

クルーズ船で澎湖に寄港する場合

馬公港に停泊中のクルーズ船(シーボーン・ソジャーン号)

馬公港に停泊中のクルーズ船(シーボーン・ソジャーン号/2019年)

クルーズ船は馬公埠頭に停留します。

馬公港旅客センター(国内線・国際線)

馬公港旅客センター(国内線・国際線)

台湾本島ではなく他国から澎湖に直接入港する場合は、Wi-Fiと台湾ドルの手配にご注意ください。

数時間程度の滞在であれば必要ないかもしれませんが、旅行者用のレンタルルーターやSIMカードは澎湖では手配できません。台湾の他の都市にも寄港する場合、Wi-Fiは日本で準備しておいた方が確実です。

また台湾ドルの両替もできる場所が非常に限られているため、事前に確認することをお勧めします。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

必読!澎湖でWiFiと3G/4Gを使う方法 澎湖での台湾ドル両替について・クレジットカードが使える場所

澎湖は離島で交通手段に限りがあるため、必ずまずは航空券や船の確保、その次にホテルという順序で旅行の手配をしてください。

飛行機で澎湖に行く方法(おすすめ!)【おすすめ】飛行機で澎湖に行く方法(台湾の国内線)

澎湖のホテルをお探しの方はこちらをご覧ください。

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