澎湖の中心部・馬公市のさらにど真ん中に位置する「文康街(ウェンカンジエ)」は、早餐店(朝食店)が立ち並ぶ朝食ストリート。観光客だけでなく、地元民に長年愛される有名店が集中している通りです。

文康街の入り口(民生路側)
北側は樹德路、南側は民生路に接していて、鱗のような装飾の白い柱が並ぶ特徴的な外観です。2020年までは、クラシカルな映画館の「中興電影城」がありました。
2025年現在はテイクアウトのみでイートインのないお店も多いため、ホテルに持ち帰って食べるか、座って食べられる場所をチェックしておきましょう。
ぱな@澎湖の猫

地面に埋められた文康商圈の文字プレート
この記事では、文康街(文康商圈)と、その一本隣の文化路にある有名な朝食店をご紹介しています。澎湖の中でもここでしか食べられない料理も多いので、ぜひ行ってみてくださいね。
オンシーズンは行列するお店、オフシーズンは長期で休むお店も多いので、行くならいくつか候補を決めておくのがオススメ。
ぱな@澎湖の猫
目次
鐘記燒餅|澎湖で知らない人はいない有名店

鐘記燒餅の店頭(2020年撮影、奥は取り壊しになった旧店舗)
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現在はテイクアウトのみになっています。
北辰市場にも店舗があります。
北新橋牛雑湯|朝からガッツリの絶品牛モツ

北新橋牛雑湯(2021年撮影)

テイクアウト容器に入った牛雜湯

2025年現在はテイクアウトのみ
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朝からたくさん食べられない人には、肉包(肉まん)がおすすめ。牛肉湯は月曜日と火曜日の限定メニューです。
2025年現在はテイクアウトのみになっています。
益豊豆漿|店頭の大きな鍋にみんな興味津々

燒餅油條
店頭で揚げている油條が飛ぶように売れていきます。澎湖では数少ない、鹹豆漿が置いてあるお店。
店内は食べるスペースがないので、道端で食べている人も多いです。
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香亭土魠魚羹|澎湖特産のサワラのとろみスープ

香亭土魠魚羹の店頭
文康街の店舗が有名ですが、エアコンがないので、北辰市場近くの光復店がおすすめ。こちらは9:15~14:30の営業です。文康街の店舗は5:30~13:00と、朝早くから活動する人向け。
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港口𩵚魠魚羹|台湾式朝食なんでもアリ

港口𩵚魠魚羹の店頭。2方向に入り口がある

文康街側の入り口にはメニュー写真がたくさんある
文康街の南側の入り口にあるお店。お店の名前は「土魠魚羹」ですが、澎湖の朝食店にあるメニューは全てあると言っても過言のないほど種類が豊富です。刈包(台湾式角煮バーガー)もありますよ。
混んでなければ、席で座って食べられます。
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二信飯糰|行列のできる台湾おにぎりの名店
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文康街の店舗は日本人ガイド・ダイチさんの民宿「起點旅行」の目の前。
もう一方の永興街の店舗は同じくダイチさんの民宿「ヒアB&B」の向かい側にあります。

海浪潤餅|キュートなピンクの潤餅(ルンピン)

澎湖ならではのサボテンピンクの皮
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古早味 老夫妻碗粿蛋餅|懐かしの台湾朝ごはん

碗粿(わーぐぃ)は、台湾式ライスプディング
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秋喜肉蛋吐司|人気の台湾式トースト
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