澎湖本島内の観光はレンタルスクーターやタクシーが便利ですが、公共交通手段であれば有名観光スポットを半日かけてまわる台湾好行バスがおすすめです。
公共の路線バスも通っていますが、基本的に学生や老人などの地元住民の利用がほとんどで、本数が少なく地名もわかりにくいため観光客にとって実用性が高いとは言えません。
澎湖では家族やグループ旅行の場合は車をチャーターした方が確実に安く便利に観光ができます。詳しくはこちらのページをご覧ください。


目次
台湾好行バス

台湾好行媽宮北環線と媽宮湖西線の路線表
澎湖の人気観光スポットをめぐる観光バスです。1日1便運行で、北回りの媽宮・北環線と東回りの媽宮・湖西線(2020年7月1日開始)の2路線があります。
台湾好行バス 媽宮・北環線のルートと時刻表(2020年版)
馬公市内中心部や空港の各バス停から通樑古榕・大菓葉玄武岩柱・漁翁島燈塔・餌砲・西嶼西台・二崁聚落・小門地質公園・跨海大橋といった北〜西方面の約6時間の観光ルートとなります。

台湾好行 媽宮・北環線(109年1月~109年12月)時刻表
2020年(民國109年度版)の新ルート・時刻表が発表されています。
媽宮・北環線(109年1月~109年12月)

台湾好行 媽宮・北環線(109年1月~109年12月)時刻表(日本語)
バス停の名称・位置・時刻表などの詳細は台湾好行バスの公式サイト、最新の情報は台湾好行 媽宮・北環線公式サイトでご確認ください。
台湾好行バス 媽宮・湖西線のルートと時刻表(2020年版)
2020年7月1日より台湾好行バスに新路線が開設されました。最新の情報は台湾好行バスの公式サイトをご確認ください。
- 公車總站
- 石滬廣場站
- 第三漁港(雅霖)站
- 元泰、百世多麗站
- 澎湖遊客中心站
- 澎湖機場站
- 林投貝殼教堂站
- 龍門閉鎖陣地站
- 菓葉灰窯站
- 南寮社區站
- 北寮奎壁山站
- 青螺濕地站
- 澎湖機場站
- 元泰、百世多麗站
- 第三漁港(雅霖)站
- 石滬廣場站
- 公車總站

台湾好行バス 媽宮・湖西線時刻表
料金とチケット購入方法
チケットの購入方法はバスターミナル・バス内・ 旅行社・オンライン予約・ 7-11 ibon・全家Famiportがありますが、基本的に中国語になります。その他に台湾の旅行社では日本語の電話による予約も受け付けています。
詳しくは台湾好行‐媽宮・北環線の公式サイト(日本語)の日本語・英語対応のチケット電話予約サービスをご確認ください。
乗車料金は媽宮・北環線一日交通券は1名350TWD、媽宮・湖西線一日交通券は1名300TWD、2路線交通券は1名590TWDです。同じチケットで乗車日前日と翌日の澎湖県のバスが乗り放題になります。
例えば2泊3日で2日目に媽宮・北環線を利用する旅程であれば、澎湖に到着する前にコンビニでチケットを購入するか、またはチケットを予約して到着時に澎湖馬公空港内の旅遊服務中心(旅行インフォメーションセンター)でチケットを受け取れば、1日目と3日目の公営バスが全て無料になるのでお得です。
オンシーズンは当日購入だと乗車できない可能性もあるので、確実に利用したい場合は予約した方がよさそうです。
路線バス
各路線の詳細情報:バス停詳細位置、バスターミナルからの料金表、各区間ごとの料金表
最新の情報は公共車船管理處サイトでご確認ください。路線バスの料金は悠遊卡・一卡通で支払うことができます。
公車趴趴GO(販売停止)
※公車趴趴GOは2019年11月1日で販売を停止しています。新しい情報がありましたら追記します。
澎湖の路線バスは本数が少なく料金が高いため観光客にとって利便性が高くはありませんが、観光客のための公車趴趴GOチケットという公共路線バス3方面3ラインの乗り放題券があります。種類は1日券(100元)と3日券(200元)です。飲食店や民宿などでチケットの提示で割引優待もあります。
最新の情報は公車趴趴GO公式サイトでご確認ください。
路線と時刻表
公車趴趴GOチケットで乗れるのは観光スポットにアクセスする3路線です。
藍線(ブルーライン):海の景色を象徴する北環(北回り)路線。中屯風車、赤崁、通梁古榕、小門鯨魚洞、二崁、古厝、內垵・外垵等の観光スポットにアクセスできます。
綠線(グリーンライン):田園風景を象徴する湖西路線。隘門ビーチ、奎壁山及び沙港等の美しい風景が見られます。
黃線(イエローライン):ビーチを象徴する南環(南回り)路線。山水、嵵裡、風櫃等のスポットにアクセスできます。
各路線の主な見どころは公車趴趴GO、時刻表は各線公車時刻表で確認できます。
チケットの購入場所
バス乗車時に運転手に申し出るか、📍馬公バスターミナルのカウンターで購入できます。
市内循環バス「小海豚」(運行停止)
※小海豚は2019年9月1日で運行終了しました。2020年の運行については発表され次第追記します。
2019年の4月1日から観光客向けの市内循環中型バス小海豚が登場しました(海豚はイルカの意味)。タクシーに乗るほどではないけれど歩くにはちょっと遠い距離の移動に便利です。
運行時間と運行ルート
運行期間は4月から9月の毎日9:00~12:00、15:00~19:00で、20分ごとに出発します。
路線は全行程8100mを約25分で回ります。
バス停は
公車總站(バスターミナル)→縣政府→北辰市場(自由塔)→生活博物館→元泰飯店(百世多麗大飯店付近)→福朋喜來登大飯店(シェラトンホテル)→南海遊客中心(澎澄大飯店付近)→菊島之星(漁會信用部付近)→臺灣銀行→衛生部澎湖醫院(寶華飯店付近)→天后宮→公車總站→觀音亭(青年活動中心付近)→中正堂(篤行十村入り口)→公車總站
の順です。
花火フェスティバルが観音亭で行われる日は17時以降は交通規制のため青年活動中心と中正堂の二つが利用できません。
小海豚の乗車料金
料金は1回1名10元で、乗車時に現金か一卡通または悠遊卡(上下車時にカードをタッチ)で支払えます。身長115cm未満あるいは6歳以下(身分証明書提示)の児童は無料です。
公車處趴趴GO一日券あるいは三日券で無料になります。台灣好行の乗客は当日か前後1日の乗車券提示で無料になります。
2019年花火フェスティバル開催中の4/18~6/27は無料で乗車できました。2020年の情報についてはわかり次第追記します。