澎湖は公共の交通機関が発達していないため、車やバイクでないとアクセスできない場所がたくさんあります。自分で運転できる場合は、レンタカーを借りることで費用を抑えつつ、快適で楽しい旅行を楽しむことができます。
レンタカーの借り方、必要な書類など
澎湖では、ほとんどのレンタカーショップが空港や港に加え、ホテルまでの送迎サービスを提供しています。そのため、到着日からだけでなく、翌日以降や最終日のみの利用も可能です。
今回利用した長億汽車は、馬公市内に店舗を構えていますが、プランによっては澎南・湖西・白沙・西嶼地区への送迎サービスも行っています。
レンタカーの予約はKKdayを通じて行いました。事前連絡は電話でしたが、中国語がわからない場合は、KKday経由のメッセージでも連絡できます。スマホアプリを使うと、自動翻訳機能が使えてとても便利です。
KKdayで利用できるレンタカー業者は複数あるので、条件にあわせて探してみてください。
車を借りるにあたり、必要なものは以下の通りです。
- 台湾人(または台湾の免許証をもつ外国人):運転免許証
- 日本人:日本の免許証と、JAFまたは日本台湾交流協会で発行された免許証の中国語翻訳文、クレジットカードと身分証明証(パスポートまたは居留証など)
- その他の外国人:国際免許証、クレジットカードと身分証明証(パスポートまたは居留証など)
ぱな@澎湖の猫
申し込み書類の記入が終わったら、レンタルする車のチェックを行います。
今回は車種指定なし(5人乗り)のプランで予約したところ、白いコルト プラスが用意されました。
ドライブ前に、車の最終チェックが行われます。
車両にあらかじめついている傷や、破損箇所についての説明を受けます。
傷の確認については、返却時にトラブルにならないよう、スマホでの録画を推奨されます。
説明が終わるとレンタル開始です。事務所への到着から車の受け渡しまでのスピードが非常に早いです。
新車ではありませんが、清掃が行き届いており車内の匂いなどはなく、状態の良い車でした。スマホスタンドがあるので、Googleマップをカーナビにして運転できます。
澎湖のドライブで気をつけたいポイント
オフシーズンでは強風が吹くことがあるので、ドアの開け閉めには注意が必要です。
また海の近くに行く場合は、足元が濡れていて滑りやすくなっているので、十分にお気をつけください。
澎湖の景勝地は道路の整備がされていないところも多く、バイクでは通れるけれど自動車では難しい道がたくさんあり、最悪の場合、立ち往生してしまうこともあります。
例えば海の中へ延びる歩道として有名な後寮天堂路へは、Googleマップ上で表示される最短ルートだと、車がすれ違えないような細い道が表示されます。
車で向かう場合はこのルートではなく、道案内の看板に従ってください。
後寮威靈宮の近くまで行くと看板があるので、矢印を追って後寮遊客中心の方向へ進むと、広くて運転しやすい道路があります。
道路状況によっては、見た目ではかなり遠回りに見えるルートでも、案内板がある場合は、カーナビやGoogleマップよりも、案内板の指示に従って運転してください。
レンタカーの返却手続き
長億汽車でのレンタカー貸し出しは1日(24時間)単位で行っています。借りるときに事務所の営業時間を確認し、閉店時間を過ぎるようだったら翌日返却します。
こちらのお店では返却時にガソリンを満タンにして返すルールになっています。
近くのガソリンスタンドで、レンタル契約の書類に書いてある「95」のガソリンを入れたところ、1日ドライブのガソリン代は232TWDでした。
返却は借りた時よりさらに簡単で、車両のチェックをして問題がなければすぐに終わります。
この後、空港やホテルへの送迎をしてくれます。スケジュールが決まっている場合は、事前に返却や送迎の時間を相談しておいた方がよいでしょう。
ぱな@澎湖の猫
今回KKdayさんで体験させていただいたプランはこちらです。
澎湖レンタカー |空港と港のシャトル サービス (999TWDより)
レンタカーとタクシー・カーチャーターの比較は、こちらの記事をご覧ください。
澎湖のタクシー・カーチャーターポンフーの旅行商品はKKdayを通じて予約すると便利です。Wi-FiやSIMカード、ツアーやレストラン予約などが出発前に手配できるのでぜひチェックしてみてください。
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